レストラン グーテ5@松阪
おぉ、ついに五回目となった月一回のグーテさん詣
今回はもともとお昼に予約してたのですが黒豆収穫祭とまさかのダブルブッキング
収穫祭の宴会がないのをいいことにあわてて駄目元で夜に予約変更可能か問い
合わせてみたところ幸運にもOKのお返事を頂き・・・
喜び勇んでやってきたのでしたw
ご店主とマダムには本当にご迷惑をおかけしました・・・
最近スケジュール管理がいい加減なのでちょっとまじめにすることにします
五回目ということでもう外観と内観は省略w
その分夜のコースでパワーアップした料理の写真を多めでいきます
アミューズブッシュの豚肉のリエット
グリーンペッパーの爽やかな香りと辛さがたまりません
すでにこれを食べると胃がパブロフの犬状態でフル稼働するようになりましたw
そしてこれを食べているうちに漂ってきたのはきのこの馥郁とした香り
しかもこの香りは・・・
松茸様!?
そんなこんなでそわそわしていた私の前に出てきたのは・・・
アントレはきのこのソテー マスタードソースかな?
見た目は地味です・・・
しかし写真で香りを伝えられないことをこれほど悔しく思ったことはありません
この皿を前にした私はよだれが口のはしからあふれて流れ出していましたから(汚)
使われているのはエリンギ、シメジに松茸・・・そして松茸がかすむほどの衝撃をうけた
飯高産スギタケにフランス産のジロール茸
5種の茸が織り成す香りと味のオーケストラをシェフ特製のマスタードソースの酸味と
ほのかな辛味、濃厚なクリームの旨みが包み込みかのウィーンフィルもかくやとさえ
思わせる重厚な構成・・・
この衝撃を文章にするのはちょっと無理・・・です
ごめんなさい
スープは栗のポタージュ
栗の味を十分に引き出した最高のスープです
しかし一皿目の衝撃が強すぎこの優しい深い味わいがまるで箸休めのような感覚に・・・
ポワソンはなにかの紙包み焼き???
中はなにかなーと破ってみると・・・
現れたのは甘鯛さん
真っ白なもち肌が素敵です
ここで運ばれてきたのが
別添えのやはりシェフ謹製の特製ソース
もうおいしすぎて何ソースだかわからないものの方が多いです
勉強不足ですいません(;;)
これをたーっぷりかけると・・・
こうなります
本来水分の多いアマダイを紙包み焼きで蒸し焼きにしそのうまみをぎゅっーっと濃縮し
このソースで追加武装
そのおいしさといったら・・・
一撃で私のHPは0状態w
がるににはまたしてもスギタケ
今度は蒸あげただけなのでその素材ほんらいのおいしさがダイレクトアタック
しかも理性に・・・w
もうスギタケなしの秋は過ごせない体になってしまったかもしれません・・・
それくらいの中毒性はありそうですので要注意です
ソルベは杏
ふぅ、やっと一息つけました
と思っていたのもつかの間・・・
ヴィアンドゥは牛フィレ肉のステーキ
この焼き目がたまりません
この日私は焼き具合はレアでお願いしました
なので・・・
見てください
この芸術的なまでに肉肉しい断面
あまりに艶っぽくセクシー
このお肉をグーテさん特製のステーキソースで食べると・・・
もうそこに広がるのは深淵なる未知の世界
コンソメをベースとしてどこか和風を感じさせる深みのあるソースが肉の味を何重にも底上げしもともととろけるうまさのフィレステーキさんが暴力的なまでおいしさをふりまきながら台風のようにのどの奥に消えていきます
そしてソースに移された大葉のさわやかな香りだけが口の中に残りまるで台風一過の秋空のごとくさわやかな余韻を残し・・・
もうおいしさのハリケーンサンディとしか思えない(ちょっと不謹慎な表現かな?)
そしてこの台風が過ぎ去った後のデザートが
イチジクの白ワイン煮
上質の白ワインでイチジクを煮詰めたため無花果の色がソースに移りかわいらしい薄桃色にそまっています
もともと無花果は大好きでしたがこれほど無花果がおいしいものとは・・・
まさに目からうろこの一皿でした
チュイルとコーヒー
最後の飲み物でコースを台無しにするお店の多いのですが・・・
グーテさんではそんな心配もなく
このコーヒーを飲まないと食べ終わった気になれない
このコーヒーを飲んだからコースの印象が何倍にも鮮烈になる
そう感じるのは私だけでしょうか?
ごちそーさまでした
来月(すでに今月)も楽しみにしています
お店の詳しい情報は公式HPからどうぞ
レストラン グーテ
by tiyozo | 2012-11-04 09:04 | イタリアン・フレンチ