レストラン グーテ@松阪
本当に素敵なお店に出会えました
それがこちら松阪は飯高町にあるレストラングーテさんです
ブログに載せる許可をいただきはしたものの載せるかどうかで
一晩悩みました
なぜならこちらのお店ランチ、ディナー各一日一組だけの完全予約制
で予約を取るだけでも大変だからです・・・
私は都合のいい曜日をお店に伝え一番近いあいてる日をお店の方に
お伺いを立て即予約という形で訪れることが出来ました
出会いのきっかけは徳八ご店主マトヤンさんからのご紹介です
本当に感謝です
ではまず外観から
場所はホテルスメールのすぐ近く・・・ですが看板はこの入り口のみ
ヒントはスメールの正門から川を挟んだ反対側ですw
ぱっと見普通の民家ですがお庭の手入れのされ方などちょっと違うぞ
的なオーラがあります
内観です
アットホームな雰囲気かつ上品、日本家屋でありながらフレンチっぽさ
を十分にあらわしています
すばらしいセンスだなぁと感嘆させられました
すごくこういう雰囲気好きなんです
まずは豚肉のリエット
グリーンペッパーの香り、刺激と豚肉の濃厚な味わい
薄くガーリックが塗られた自家製バケットは小麦の香りが高く
焦がさずに良くぞここまでと思うくらいカリカリ
なにこれ?ちょーおいしいんですけど?と
いきなりテンションマックスになりました
前菜は剣先イカのトマトクリーム煮かな?
難しい料理名の説明などは一切ありません
食べ方とメインの素材だけをさらっと教えてくれます
そして何よりうれしいのがフレンチなのにちょこっとご飯
日本人には米が必要ですよね?w
そして料理のお味は・・・
これ、本当に剣先イカ?と悩むほどイカがぷりぷりの食感を残しつつ
すっごくやわらか
どんな火のいれ方したらこうなるのか・・・見当もつきません
トマトクリームソースは酸味、甘み、コクのバランスが絶妙
でイカの味と絶妙のハーモニー
さらにご飯とまぜながらお食べくださいの説明どおりに食べると・・・
美味しい・・・もう説明なんて無理ってくらい美味しい
だって・・・真っ白になって記憶が飛んでますもん・・・
気がついたらお皿の上に何も残ってなかったもん・・・
若干幼児退行しちゃいましたw
しかしこれはまだ前菜
ジャブでしかありません
えんどう豆のポタージュ
ともすればいやな味が出がちのエンドウという食材
全くいやな味を出さずにエンドウ独特の香りと甘さが
口いっぱいに広がります
しかもとっても濃厚でテーブルマナーがあまり得意でない私でも
上手に最後まで飲めました
腕だけでなく心配りも憎いです
パンもなんと自家製
リエットのときに語ったように小麦の香り、味がすごく濃いです
正直に言いますね
むちゃくちゃ旨いです
たぶんパンを焼かせても私が知る限り三重一ではないでしょうか?
商業用のパンと限られたお客様に提供するために焼くパンとの違いは
私でもわかっているつもりです
それを踏まえても・・・たぶんこの人の上は今の三重にはいないん
じゃないでしょうか?
だって、たまたまお土産にもらったクロワッサンの味なんて・・・
人生初体験でしたもん
魚料理は鱸のポワレ
素材がよい上素材の味を100パーセント引き出す絶妙の火加減
そして200パーセントに押し上げるソース
これぞ本当のフレンチです
口直しの自家製八朔のそるべのあと肉料理
この日は仔牛のソテー
もうかたる言葉を持ちません
あえていうとガルニだけでもその辺のお店と勝負が出来ると思います
デザートはカスタードプディング
いやこれはクレーム・ランヴェルセ・オ・カラメルと言うべきかも
それ位本格的
カラメルはほろ苦くプディングはバニラビーンズの香りと絶妙な甘さ
濃厚な旨み、そしてボリューム
デザートを食べたぞって気分を十分に持たせてくれます
よくあるきれいだけどちょっと寂しい感は一切ありません!!
最後にコーヒー
もちろん紅茶も選べます
香りのよいフレンチロースト
水がよいので本当に美味しいです
たっぷりポットでサービスしてくれるのもうれしいところ
もちろんフレンチなので焼き菓子もつきます
特製のチュイルだったのですがこれがまたすっごく美味しかったのです
が。。。写真の枚数上限があるためそるべとともに泣く泣く割愛しました
ごちそーさまでした
本当に美味しかったです
しばしシェフとマダムと歓談し次回の予約を取り帰途につきました
お店の詳しい情報は公式ブログからどうぞ
レストラン グーテ
by tiyozo | 2012-06-18 09:48 | イタリアン・フレンチ