割烹 やまき5@津
柿の葉すし体験を楽しんだ土曜日の夜
しかし夜は夜でおなかがすきます・・・
でもでもお昼の幸せな余韻を下手なお店で消したくない
そんな思いのせいでなかなか夕食を食べる先を決めれずにいました
散々悩んだ末・・・
私に一番幸せを与えてくれる割烹やまきさんの暖簾をくぐったのでした
突然の訪問ながら幸いなことに席も空いていました
まさしく食道楽(めたぼ)の神の思し召しだったのでしょうw
まずは突き出し
インゲンの白和え
鯖の冷薫
蛍烏賊です
・・・え?なぜに蛍烏賊?漁期ってもう終わってますよね?
と確認すると僕も不思議に思って市場で聞いたんやけど
あるんやからあるって言われたわと笑う大将
本来酢味噌があまり得意でない私ですがここのは別格
蛍烏賊の濃厚な旨みと絶妙なバランスの辛子酢味噌が最高です
・・・でもこれってやっぱり異常気象のせいなのかな????
穴子の八幡巻
やはり初夏といえば穴子ですよね?
ほくほくとやわらかいごぼうの食感と肉厚な穴子の食感
ごぼうの香りと穴子の旨み
これをみぞれ餡で絶妙に纏め上げた一品です
天然真鯛の有馬焼
有馬焼といっても陶器ではないですよ?
山椒の実と醤油で漬け込んだ真鯛の焼き物です
山椒の有名な産地和歌山は有馬からその名がつけられたとか・・・
毎回やまきのお父さんのお話は為になります
天然真鯛の濃厚な旨みをぴりりと辛い山椒の風味で仕上げた大人の味
ちょっとはまりそうですw
白子饅頭
ふぐの白身と白子をすりつぶして練りあげた絶品練り物に蟹あんかけ
これが美味しくないはずないって言う贅沢な一品
まぁはんぺんみたいなもんやとお父さんは笑いますが・・・
ぜんぜん違いますに???
鰹茶漬け
メニューにはありません
我侭言って作ってもらいました・・・・
だってあんまり鰹がおいしそうだったんだもん
でもそんな我侭にもさらっと答えてくれるお父さんの腕
しかも短い人生ですがこれほど美味しい鰹茶漬けは初めてです
漬けにされた鰹にちんちんに熱したお湯?をかけわさびと葱が添えられた
だけの一品なのですがちょうど半分だけ火の通った鰹はもっちりと柔らかく
微塵の生臭みも感じさせない仕上がり
鰹の旨みだけがその内にぎゅっと濃縮された切り身と漬けの風味と油が
染み出したお汁にわさびと葱のさわやかな風味が加わって・・・
ご飯がめっぽう旨い!!
ご飯食いの私にはたまらない一品です
こんなのほめられても・・・ときっとお父さんは困ると思いますが・・・
単純なものほどきっと腕の差が出るんだと思います
あ、そうそう
鰹がすごく美味しそうだと思ったのはたまたま隣に座っていた大工さん
が食べていたからなのですが・・・
このお店のお客さんはなんだろう・・・
すごく人間性が豊かで素晴らしい方がが多い気がします
後20年か30年たったあと私はああいう人たちに仲間入りが
出来るのでしょうか・・・出来てたらいいな
そんなことを考えた夜でしたw
ごちそーさまでした
お店の詳しい情報?はおかあちゃんの日記からどうぞ
やまきのおかあちゃんの日記
by tiyozo | 2012-07-01 06:10 | 和食